監修者

中村 まりこ (43歳)

2児の母をしている主婦。通販で子供服を買い続けてきた子供服ファッショのエキスパートが、主婦の視点から子供服の楽しさやスタイル、おすすめ商品をお伝えします。

主婦の子供服に関するアドバイスを通して、子供の成長をサポートします♪

子供服はすぐにサイズが合わなくなるとはいえ、コート選びは失敗したくないですよね。

今回は、子どもが気に入るコートの選び方から、おすすめの人気ブランドまでご紹介します。

冬を楽しく過ごすために、ステキなコートを見つけてくださいね。

子供服のコートは全部で6種類

コートといっても、いろいろな種類があります。

まずは子どもにどんなコートを与えたいのか確認するため、コートの種類を確認してみましょう。

①ダッフルコート
②中綿コート、ダウンコート
③ニットコート
④モッズコート
⑤ボアコート
⑥レインコート

コートの種類①：ダッフルコート

コートに「トグル」と呼ばれる浮き型の留め具がついているのが特徴。

ボタンと違って、紐にトグルを通して留めるので、子どもでも1人で着やすいアイテムです。

ウールをはじめニットやムートンなど、さまざまな素材のダッフルコートが販売されています。

子どもらしさのある、かわいいスタイルになりますよ。

コートの種類②：中綿コート、ダウンコート

コートの内側に、人工的に作られた綿や羽毛が入っている、保温性の高いコートです。

ボタンで留めるものやファスナーを使うものなど、種類は豊富。

真冬に使うならば、温かい中綿コートやダウンコートがおすすめです。

コートの種類③：ニットコート

ウールやアクリルなどの、ニット素材を使って作られたコートです。

糸の太さや網目の細かさの違いで表情を変えるアイテム。

網目の粗いざっくりしたニットはかわいいですが、風を通しやすいので注意が必要です。

コートの種類④：モッズコート

モッズコートは、米軍で使用されていた軍服をモチーフにしています。

カーキやベージュなどのアースカラーを基調とした、カジュアルなデザインが魅力。

子ども用でも凝ったデザインが多く、おしゃれ上級者に見えます。

春秋に着られる薄手のものから、真冬でもあたたかいタイプまで多彩なアイテムがありますよ。

コートの種類⑤：ボアコート

モコモコとした羊の毛のような生地を使ったコートです。

ショート丈で元気いっぱいに、ロング丈で大人っぽくも着こなせるボアコート。

フードに耳がついているものを選ぶと、小さな動物のようなかわいらしいスタイルになりますよ。

コートの種類⑥：レインコート

雨具のひとつであるレインコートも、コートの一種です。

動きが活発になってきた子どもに、一着あると便利ですよ。

子供服のコート選びのポイント5つ

コートは安いアイテムではないので、買うならば失敗したくはありませんよね。

どのような点に注意すれば、子どもが気に入るステキなコートに出会えるのでしょうか。

①素材
②サイズ
③機能性
④防寒性
⑤カラー

ポイント①：素材

子どもは大人以上に素材に敏感です。

「ニットはチクチクするから嫌」「カシャカシャするコートはうるさい」など、こだわりが出てくることも。

まずは子どもと一緒に洋服売り場へ行って、実際にどのような素材がいいか試着してもらいましょう。

気に入った素材があれば、同じようなコートをECサイトや店舗で探すといいですよ。

ポイント②：サイズ

子供服はサイズ選びが難しいものですが、コートの場合は「ワンシーズン着るか」「来年も着るか」で判断するといいでしょう。

冬の間毎日着るのであれば、ジャストサイズのものを。

何着か買ってローテーションさせるならば、余裕を持ったサイズにしてもOKです。

中にたくさん着込むことを想定して、サイズ選びをするといいですね。

ポイント③：機能性

真冬でも子どもは元気に外で遊びます。

コートを着ていても動きやすいかどうかは重要なポイントです。

ポケットやフードの有無も好みが分かれるので、確認しておくといいですよ。

雪や雨が降っても安心な、撥水性のあるコートもおすすめです。

ポイント④：防寒性

コートは寒さをしのぐものですので、当然防寒性は大切です。

真冬に着るコートを選ぶときはしっかりと防寒できるものを選びましょう。

春や秋などの少し肌寒い時期に着るコートは、薄手で風を通さないものに留めておくといいですよ。

ポイント⑤：カラー

シャツやパンツと違って、コートは何着も買うものではありません。

もし1着目のコートならば黒やネイビー、ピンクなどの、どんなコーディネートにも合わせやすいシンプルな色を選びましょう。

2着目以降のコートならば、子どもの好きな色や柄の入ったコートを選んであげるのもいいですね。

コートを売っているおすすめ子供服ブランド8選

子どもに合うかわいいコートを選ぶとき、おすすめのブランドをご紹介します。

実店舗があるブランドもあるので、気になったアイテムがあれば試着をしに行くのもおすすめですよ。

①moononnon
②petite mine
③BREEZE
④devirock
⑤GAP
⑥ベルメゾン
⑦SHIPS
⑧MIKIHOUSE

ブランド①：moononnon

創業68年、全国の百貨店に店舗を構えるmoononnon。

細かい刺繍やディティールにこだわっており、かわいいアイテムが好きな女の子にぴったりです。

気になったら店舗に足を運べるのもうれしいポイントですね。

ブランド②：petite mine

petite mineは「トレンドに子供らしさをプラスした服」をテーマにしているブランドです。

丸いフォルムがかわいいダウンから、大人顔負けのデザインコートまでラインナップ。

おしゃれにこだわりのある子どもにも、きっと満足してもらえるはずです。

ブランド③：BREEZE

着るだけで笑顔になれるような、ワクワクする洋服をテーマにしているBREEZE。

かっこいいロゴの入ったデザインや、バイカラーのおしゃれなアイテムがたくさんあります。

手に取りやすい価格帯で、ママパパにもやさしいブランドです。

ブランド④：devirock

カジュアルなデザインと手の届きやすい価格で人気のdevirock。

ダウンコートやボアコートなど、種類もサイズも豊富にそろっています。

合わせやすいシンプルなデザインが多いので、1着目にもおすすめ。

ブランド⑤：GAP

GAPは心地よさを追求した服作りをしている、アメリカの有名ブランドです。

寒さをしのぐ中綿コートやダウンコートを多く取りそろえています。

ベビーサイズから展開しているので、家族みんなでおそろいコーデを楽しむことも可能ですよ。

ブランド⑥：ベルメゾン

ベルメゾンと聞くとインテリアやレディースファッションのイメージですが、実は子供服も取り扱っているんです。

おしゃれなスタジャン風コートや女の子に人気のざっくりニットまで、多彩なアイテムを展開。

撥水性のあるダウンや蓄熱フリースコートなど、機能性のあるアイテムも多いので要チェックですよ。

ブランド⑦：SHIPS

おしゃれなセレクトショップとして大人に人気のSHIPS。

子供服もワンランク上の、おしゃれ上級者なアイテムがそろっています。

女の子らしいボアコートや、バイカラーがかっこいい中綿コートのほか、男女兼用で着られるシンプルなものも。

高品質なコートを大切に着せたいママパパにおすすめです。

ブランド⑧：MIKI HOUSE

安心安全、子どものことを考えた服を販売している日本の老舗ブランド、MIKI HOUSE。

うさぎやクマのキャラクターもかわいく、子どもらしいコーディネートができますよ。

赤や黄色など、目を惹くカラーリングも魅力です！

おしゃれな子供服のコートで着て寒さを乗り切ろう！

お気に入りのコートで出かければ、寒さなんて吹き飛んでしまうはず。

今回ご紹介したポイントを抑えて、子どもが気に入るコート選びを楽しんでくださいね。