監修者

中村 まりこ (43歳)

2児の母をしている主婦。通販で子供服を買い続けてきた子供服ファッショのエキスパートが、主婦の視点から子供服の楽しさやスタイル、おすすめ商品をお伝えします。

主婦の子供服に関するアドバイスを通して、子供の成長をサポートします♪

「どんな時にどれくらいドレスアップするべきか迷ってしまう」ということはありませんか？

特に男の子は選択肢が少なく、いつも同じようなスタイルになりがちです。

今回はシーンごとの男の子のフォーマルな服装のおすすめスタイルと注意点や、ちょっと差がつく小物使いのポイントをご紹介します。

男の子のフォーマルな服装はスーツが基本

男の子のフォーマルな服装はスーツです。カラーは黒やネイビーならどんな場面にも使えて万能。1着持っておくと着回しもできますよ！

男の子がフォーマルな服を着る主な4つの場面

男の子がフォーマルな服を着る場面は意外とたくさんあります。

TPOに合わせた着こなしを心がけましょう。

①入学式や卒業式
②結婚式
③発表会
④法事

シーン①：入学式や卒業式はスーツ

入学式や卒業式はスーツが基本です。

黒やネイビーの落ち着いたカラーを選びます。ネクタイは柄物でもOK。

入学式は春らしくグレーやベージュなどの明るめのカラーでも良いでしょう。

男の子は同じようなスタイルになりがちなので、ネクタイなどの小物でその子らしさを演出してくださいね。

シーン②：結婚式はブラックフォーマル

結婚式は黒のスーツに白シャツ、黒のネクタイにポケットチーフが正装です。シャツは薄いブルーなどでも爽やかで、マナー違反にもなりません。

花束贈呈やお色直しのエスコートなど、結婚式や披露宴で子どもの出番は多いもの。たくさんのゲストの前でも恥ずかしくないよう、マナーをしっかり守りましょう。

シーン③：発表会は動きやすさ重視

ピアノなどの発表会では腕の動かしやすさを重視します。

ジャケットを着ていなくてもきちんと見えるように、シャツにベストを合わせるのがおすすめです。

寒い時期であれば、ニットジャケットも◎。ネイビーに金ボタンのニットジャケットならトラッドな雰囲気になりますよ。

発表会ではスーツを少しカジュアルダウンしてもOK。シャツをピンクやチェックにしても華やかで舞台映えします。

シーン④：法事はポロシャツでもOK

法事では無地のポロシャツもOKです。子どもならマナー違反になりません。

長時間じっと座っていなければいけない法事では着心地の良さを重視しましょう。

ポロシャツのカラーは黒かネイビーにしましょう。明るいカラーのポロシャツはNGです。

男の子のフォーマルな服装の選び方3選

男の子のフォーマルな服装を選ぶときは、動きやすく着心地の良いものを選びましょう。

慣れない服装を長時間着るのは、よく動く男の子にとっては辛いもの。少しでも負担の少ないものを選びたいですね。

①ジャストサイズを選ぶ
②着心地の良い素材を選ぶ
③靴は服装と場面に合わせて選ぶ

選び方①：サイズに注意

フォーマルな服装はジャストサイズを選びましょう。大き目のサイズではだらしない印象になってしまいます。

ジャケットは肩の位置がきちんと合っているかをチェックするとぴったりサイズを選べます。

海外製は日本製よりも袖丈が長く細身の場合もあるので注意しましょう。

ズボンは半ズボンでも長ズボンでもＯＫです。サイズが心配な場合は、半ズボンの方が裾直しの必要もなく融通がききますよ。

選び方②：素材にこだわる

男の子のフォーマルな服装は着心地の良い素材を選びましょう。

かっちりしたシャツは、首回りが窮屈で苦手な子もいます。カットソー素材ならコットン素材よりも伸びるので楽に着用できます。

ズボンはストレッチがきいているかをチェック。よく動く元気な男の子には、ストレッチがきいたズボンが動きやすくておすすめです。

選び方③：靴までしっかりチェック

靴はスーツや場面に合わせて選びます。黒のローファーはどんなスタイルにもマッチして万能！

結婚式にもぴったりで、ひとつ持っておけば安心です。

入学式や卒業式、法事には、黒一色の新しいスニーカーでもOKです。

汚れが目立ちやすいので、定期的に確認してきれいな状態をキープしてくださいね。

発表会にはショートブーツを合わせてもおしゃれ！女の子は華やかなドレスやワンピースを着ているので、男の子は小物にこだわって発表会スタイルを楽しみましょう。

男の子のフォーマルな服装は小物使いがポイント

男の子のフォーマルな服装は周りと同じようなスタイルになりがちです。そこで差がつくのが小物使い！細部にこだわったスタイリングでおしゃれに着こなしましょう。

①ネクタイや蝶ネクタイ
②ベスト
③サスペンダー

ポイント①：ネクタイや蝶ネクタイで個性を演出

スーツに合わせるのはネクタイでも蝶ネクタイでもOKです。

かっこよく大人っぽく見せたいならネクタイ、ちょっぴり個性を演出したいなら蝶ネクタイがおすすめ。

入学式、卒業式、発表会にはお子さんの好きなカラーのネクタイや蝶ネクタイを選ぶとより思い出深くなるはず！

ただし、結婚式では無地で黒のネクタイにしましょう。

ポイント②：ベストは動きやすくておしゃれ！

ベストスタイルは腕が動かしやすいので、元気な男の子にピッタリ。

シャツにズボンだとちょっぴり味気ないスタイルに…。ベストをプラスすればおしゃれできちんと感も演出できます。

ニットベストならトラッドでかわいらしく、ズボンと同じ素材のベストなら大人っぽくかっちりとした印象に。

ポイント③：サスペンダーは蝶ネクタイと相性バッチリ

周りと差を付けたいときにおすすめなのがサスペンダー。蝶ネクタイと合わせれば一気に英国紳士風に仕上がります。

サスペンダーはおしゃれなだけでなく、機能面でも優秀。

子どもはベルトに慣れていないことが多いですが、サスペンダーなら違和感なく着用できます。ズボンのラインを美しく見せてくれるというメリットも。

男の子のフォーマルな服装はTPOに合わせて選ぼう！

男の子のフォーマルな服装はスーツが定番です。サイズや着心地の良さを重視して選びましょう。

カラーはTPOに合わせてマナー違反にならないように注意。

スーツは周りと同じになりがちですが、ネクタイや靴などの小物でお子さんの個性を演出してくださいね。