フォーマルブログ男の子
最終更新日:2023年12月27日
子供を法事に連れて行くときに直面するのが服装問題です。
「男の子の服装マナーが分からない……」
「夏や冬の暑さ・寒さ対策はどこまで許されるの?」
「すぐにサイズが合わなくなるから、できるだけ安い値段でそろえたい!」
と悩む方も多いのではないでしょうか。
今回は法事のときの男の子の服装マナーについて解説します。
正しい服装マナーを知っておけば、故人や遺族に失礼がないか心配することなく法事に参列できますよ。
コーディネートのポイントからお手頃な値段で服装をそろえる方法まで紹介しますので、参考にしてみてください。
目次
法事のときの服装は制服でOK
法事とは、故人の冥福を祈って供養をする仏教の儀式です。
大人と同じように、子供も服装マナーに気をつけなければいけません。
子供は制服でOKなので、制服がある場合は、制服を着て法事に参列しましょう。
制服は冠婚葬祭で着る子供の正装です。
夏の制服が半袖シャツや半ズボンであっても問題ありません。
色や柄などのデザインが派手に感じる場合も基本的にはそのままでいいですよ。
法事で制服を着るときのポイント
制服で法事に参列するときに気をつけるポイントは以下2点です。
- ネクタイ
- 靴下
ネクタイに色が付いている場合は、黒のネクタイに変えましょう。
靴下の色も黒がベストですが、持っていない場合は白やグレーでも構いません。
デザインは無地のものがいいですが、ちょっとした刺繍などワンポイントなら問題ないです。
ただし、丈が短いスニーカーソックスや、膝上ほどあるニーハイソックスはNGといわれています。
制服がなければ喪服を用意しよう!
まずは遺族側のマナーに対する意識を確認しておきましょう。
服装に厳しそうな雰囲気を感じた場合は、子供用のきちんとした喪服を用意しておくといいです。
ただ、基本的に子供は喪服をそろえなくてもいいといわれています。
特に乳幼児の場合、着慣れない服で長時間法事の場にいると、ぐずってしまう可能性も高いです。
服装に厳しい雰囲気がないなら、後述する男の子の服装マナーを参考に準備をしましょう。
まずは手持ちの服で使えるものがないかチェックしてみてください。
法事と葬儀で服装マナーは変わる?
子供の場合、法事と葬儀で服装マナーは変わらないと考えていいです。
葬儀のときに着用したアイテムで着られるものがあれば同じものを使い回しましょう。
三回忌以降になると「平服でおこしください」と案内があるかもしれませんが、何でもいいというわけではなく、落ち着いた色味の服装を選びます。
光沢のある素材やキャラクターデザインはNGです。
葬儀のときの服が着られなくなっている場合や、葬儀や法事に初めて参列する場合は、以下で解説する服装マナーを参考にしてみてください。
【年代別】男の子の服装マナー
法事のときの男の子の服装マナーといっても年代ごとに異なります。
ここからは制服がない方向けに「赤ちゃん」と「幼児・小学生」に分けて男の子の服装マナーを紹介しますね。
男の子の服装マナー①赤ちゃん
親族以外の法事であれば、赤ちゃんを連れて行くのは控えた方がいいといわれています。
事前に地域の風習を確認しておくといいですね
ただし、親族の場合は、赤ちゃんを連れて行っても問題ありません。
赤ちゃんの服の色は黒や白だと間違いないですが、クリーム色など淡い色の服でもいいです。
赤や黄色などの派手な色は避けましょう。
赤ちゃんの服装選びのポイントは、以下のとおりです。
- 着心地のよさ
- 世話のしやすさ
服装マナーは最低限押さえるだけで、赤ちゃんにとって気持ちのいい服装を選んであげるといいです。
できれば普段から着慣れている服だと安心ですね。
また、何かあったときのために、念のため着替えを持って行くといいですよ。
男の子の服装マナー②幼児・小学生
法事のときに幼児・小学生の男の子が必要とするアイテムは以下のとおりです。
- 白シャツ
- ズボン
- ジャケット、ベスト
ズボンの色は黒や紺など落ち着いた色を選びましょう。
よりフォーマルにしたい場合は、黒のネクタイを着用してもいいです。
靴下は黒など無地の落ち着いた色を選び、スニーカーソックスやニーハイソックスは避けます。
制服風の服装を意識しましょう。
夏と冬の法事に適した男の子の服装は?
ここからは、夏や冬の服装のポイントをお伝えします。
夏の場合、大人の男性はジャケット着用がマナーとされていますが、子供は半袖や半ズボンでもマナー違反になりません。
白シャツをポロシャツに変えてもいいです。
冬の場合は上着の上に羽織るコートが必要です。
会場の中に持ち込まないため、厳密なルールはないといわれています。
ダウンジャケットでも問題ありませんが、できるだけ落ち着いたコートを選びましょう。
色は黒や紺などダークな色味がおすすめです。
子供が体調を崩さないように、暑さ・寒さ対策をして参列しましょう。
靴や小物はどうする?
ここからは、法事のときの男の子の靴や小物のマナーについてお伝えします。
スニーカーを履いてもいい!
靴はできれば革製のものが望ましいといわれており、子供の場合はローファーも許されています。
ローファーがない場合は、いつも履いているスニーカーでも問題ありません。
スニーカーもモノトーンカラーや紺などの落ち着いた色がベストです。基本的に派手な色でない無地のスニーカーであれば大丈夫ですよ。
ただし、歩くと音が鳴るものや光る機能が付いているものは避けましょう。裸足やサンダルを履くのもNGです。
小物は控えるのがベター
小物はできるだけ持たせないようにするのが無難です。
小物を持ち慣れていないと、法事の会場で紛失する可能性があります。
バッグを持たせない場合は、ハンカチをズボンのポケットに入れましょう。ハンカチの色は黒か白を選びます。
バッグを持たせる場合は、黒や紺など落ち着いた色を選びましょう。
アクセサリーは身につけない方がいいですが、必要であれば数珠を持たせます。
幼児〜小学校低学年であれば子供用の数珠もありますよ。
できるだけ子供の持ち物を少なくするのがポイントです。
法事で使う男の子の喪服はどこで買える?
喪服を購入するといってもサイズがすぐに合わなくなることを考えると、できるだけ安くそろえたい方も多いはず。
ここからは、できるだけ安い値段で男の子の喪服をそろえる方法を紹介します。
プチプラショップ
多くの人がプチプラショップで法事用の子供服を購入しています。
以下のショップであれば、リーズナブルなお値段でそろえられますよ。
- ユニクロ
- しまむら
- 西松屋
- 赤ちゃん本舗
在庫によりますが、男の子の場合はダークカラーのジャケットやズボン、白シャツ、ポロシャツ、黒靴下を購入できます。
デザインを選べば普段着にも使えるのが魅力です。
喪服レンタルもあり
「きちんとした喪服を着せてあげたいけど、できるだけ値段は抑えたい……」という場合は、レンタルがおすすめです。
高額な喪服を買っても着る機会がなく、結局1度しか着なかったというパターンも珍しくありません。
レンタルにするとネットで簡単に注文ができるのでお店に向かう必要もないです。
遺族側の雰囲気を考えて、きちんとした服装で法事に参列しようと判断した場合は、レンタルを選択肢に入れましょう。
男の子の子供に適した服装で法事に参列しよう!
今回は法事のときの男の子の服装マナーについて解説しました。
子供の場合、厳格なルールはありませんが、制服がない場合は色やデザインなど基本的なマナーに気をつけて服装を選びましょう。
季節に合わせたアイテムを選び、子供に無理をさせない服装にするのが大切です。
お得に法事の服をそろえたい場合は、プチプラショップやレンタルを利用しましょう。
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