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最終更新日:2024年3月28日
新しい子供服を買い足していくと、サイズアウトした服や汚れの落ちない服、「いつかは着るだろう」とストックしてあった服が大量に眠っていた……なんてことはありませんか?
衣替えの時期こそ、そんな収納ルーティンを見直すチャンス!
この記事では、
- 子供服を家のどこに収納するべきか
- きれいな収納のコツ
- おすすめ収納アイテム4選
をご紹介します。
子供服の収納場所は【年齢ごとに変える】のがベター!
まず、子供服を家のどの部屋に収納しておくかを決めましょう。「誰が管理するのか」によって決めるのがポイントです。
赤ちゃんのうちは、もちろんママやパパがお洋服の管理をします。動線や見守りやすさを重視して、ベビー服はリビングに置くのがおすすめです。
小学校に入ると、自分で毎日の服を選んだり、たたんでしまったりするように。部屋の配置なども考慮しつつ、子どもの成長に合わせて、リビングにするか子供部屋にするか考えていきましょう。
0歳〜2歳:リビング収納がおすすめ
赤ちゃんのときは、服やお世話グッズを全てまとめてリビングに収納するのがおすすめ。パパやママがすぐに手に取れて、使いやすいことがいちばんです。
ただし、好奇心旺盛な赤ちゃんは引き出しの中身を全部出してしまうことも日常的。引き出しへのいたずらや、指を挟むケガを防ぐためにドアロックを付けているご家庭が多いでしょう。
リビング収納なら、インテリアを邪魔しないマグネットタイプがおすすめ。赤ちゃんの安全とオシャレなリビングの両方をかなえられます。
幼稚園〜小学校低学年:リビング or 寝室
まだまだ、着替えやお洋服選びに助けが必要な幼稚園〜小学校低学年は、リビング収納を続けても◎。少しずつ自分のことが自分でできるようになるので、リビング収納なら家事をしながら支度を見守れます。
よく着る服はハンガー収納にするなど、子どもが「1人でできた!」と思える工夫があると良いですね。
私服の園や小学校に通う場合、子供服の数が増えてしまいがち。リビングでは収納スペースが足りないという場合、寝室収納に切り替えてもよいでしょう。寝室なら“起きてすぐ着替える”というルーティンができます。大人の服と一緒に収納すれば、リビングがスッキリしますね。
寝室のクローゼットを使うなら、ハンガーポールを子どもの目線で増設するなど、収納の位置をひと工夫してみてください。
小学校中学年〜:子供部屋
洋服を自分で片付けたり選んだりすることは自立への第一歩。子どもが自分で管理しやすいように、小学校中学年頃からは子供部屋収納に切り替えても良いですね。
仕切りケースの活用やハンガー収納を多めにするなど、使いやすさを重視しましょう。吊り収納に帽子やバッグといった小物を収納するなど、全ての物の定位置をしっかり決めることが大切です。
なお、モノの定位置は子どもと一緒に決めるのがおすすめ。自分で決めた収納方法なら、しっかりと片付ける習慣がつきそうですね。
子どもが使いやすい!収納方法のコツ4つ
子供服の収納は子供が使いやすいことが最優先です。はじめは手間がかかるかもしれませんが、少しずつ収納を見直して使いやすく整えていきましょう!
コツは、以下の4つです。
①子供服の最適量は、収納スペースの【7割】が目安
②一つひとつのアイテムを写真に撮っておくと便利
③棚の高さと中身は子供目線を意識する
④「一つの引き出しには1種類」を徹底して、ラベリングする
コツ①:子供服の最適量は収納スペースの【7割】が目安
洋服をパンパンになるまで詰め込んでしまうと、取り出しにくくしまいづらいため、きれいな収納をキープできません。
手がスッと入るくらいを目安に余白を多めに取るよう心がけましょう。
まずは、子供服がどのくらいあるか確認するところから始めます。
全ての子供服を収納スペースから出して、サイズアウトした服や落ちない汚れがある服は思い切って処分。
これから着る可能性のある服を、トップス、ズボン、小物などのアイテムごとに分類した後、サイズごとに分けます。
コツ②:一つひとつのアイテムを写真に撮っておくと便利
余裕があれば、これから着る可能性のある服を一つひとつ写真に撮っておくのはおすすめ!
最初は数が多くて手間ですが、新しく服を買い足すときにカメラロールを見ながらコーディネートを考えたり、洋服管理のアプリに登録できたりと便利に使えます。
今着る服だけを収納スペースにしまい、大きめサイズやシーズンアイテムは1つにまとめて、押入れの天袋などへ。
アプリで管理しておけば、目の届かない所に置いても「服の存在を忘れていて、着ないままサイズアウトしてしまった!」という失敗を減らせますよ。
コツ③:棚の高さと中身は子供目線を意識する
棚や引き出し、ハンガーの高さは子供の目から腰の高さである「ゴールデンゾーン」に設定します。
ゴールデンゾーンは成長に伴って変化するので、高さを変える工夫を。引き出しなら、身長に合わせて入れ替えればOKです。
なお、クローゼット備え付けのハンガーパイプの高さは2m前後となっており、身長160㎝程度の人が使うことを想定されています。背の低い子供でも使えるよう、100円ショップのアイテムを使って簡単にDIYしてみてはいかがでしょう?
クローゼット簡単DIY
用意するもの:つっぱり棒1本、S字フック2つ、チェーン2本
設置のしかた:クローゼットのハンガーパイプに、つっぱり棒と同じくらいの幅でS字フックをかけます。
S字フックにチェーンをかけて、子供の身長に合わせた長さにチェーンを調整し、つっぱり棒を通せば完成。
押入れ収納の場合、子供服は下段が取り出しやすくておすすめ。下段に衣装ケースとつっぱり棒を設置すれば、立派なクローゼットがDIYできます。
引き出しの中は、服が見やすいよう、服を立てて収納するのが鉄則。服を上に重ねて収納すると探しにくいだけでなく、シワになってしまいます。
100円ショップの不織布仕切りケースはサイズが豊富で、立てる子供服の収納にもピッタリですよ。
コツ④:1つの引き出しには1種類を徹底してラベリング
1つの引き出しにトップスとズボンをごちゃまぜにすると、探しにくいだけでなく、数の把握もしにくくなってしまいます。1つの引き出しには1種類を徹底しましょう。
ハンカチや靴下などの小物は、種類ごとに仕切りケースに入れて。
子供が見つけやすく、片付けやすいようにラベリングはマスト!100円ショップには、貼って剥がせるラベルシールも販売されていますので、引き出しを汚すことなくラベリングできます。
子供服の収納におすすめ!定番収納アイテム4選
子供服はすぐにサイズアウトしたり、スレや汚れで傷んだりと、買い替えが多く数が流動的。収納アイテムに定番のものを選ぶことで、買い足すときにきれいにそろえられます。
ここからは、定番の収納アイテムをご紹介します。
無印良品「ポリプロピレンクローゼットケース」
引用:無印良品
シンプルなデザインで、どんなインテリアにもマッチする無印良品の「ポリプロピレンクローゼットケース」。引き出し式で、サイズ展開も豊富です。
積み重ねて使うことを想定されているので、デッドスペースも活用可能。なお、服を立てて収納するために、高さは浅いものを選ぶのがおすすめです。かさばるニットなどのみ、深いケースを採用しましょう。
半透明タイプで中身が見えるため便利ですが、見えるのが嫌な場合は、別売の専用フロントインデックスを。中身を目隠しすれば、リビング収納にもおすすめです。
ニトリ「カラボ」
引用:ニトリネット
カラーやサイズが豊富なニトリのカラーボックス「カラボ」。追加の棚板やキャスター、引き出しレールや4連フックなど付属品も充実しているので、それぞれの家庭に合う収納が作れます。
収納ボックスは定番のプラスチックだけでなく、ナチュラルなウッド素材やラタン、クールなワイヤーバスケットまで幅広いラインナップ。インテリアにマッチしたデザインを選べますよ。
さらにオリジナリティを出すなら、背板にインテリアに合う壁紙を貼っても◎。棚板の高さを簡単に変えられるので、ランドセルラックにしたり、つっぱり棒を取り付けてハンガー収納にしたりといろいろな使い方ができます。
カインズ「スキット」
引用:カインズ
引き出しの中を整理するのにおすすめなのが、カインズの整理収納ボックス「Skitto」です。14種類ものサイズがあるので、引き出しにピッタリに組み合わせましょう。
子供服収納にはLサイズがおすすめ。引き出しにLサイズをいくつか入れて、隙間に小さいサイズを当てはめていくと◎。
多少隙間ができてしまっても、連結具があるので、引き出し内でSkittoが動いてしまう心配もありません。
内側は掃除がしやすいように少しカーブになっています。引き出しの中は埃がたまりやすいので、掃除のしやすさはうれしいポイントですね。
IKEA「TROFAST(トロファスト)」
引用:IKEA
おもちゃ収納の定番「TROFAST(トロファスト)」は子供服の収納にもピッタリ。
収納ボックスの高さは10㎝と30㎝がありますが、子供服収納には10㎝がおすすめです。仕切りを入れれば、立てて収納しやすいサイズですよ。
トロファストフレームは天板がしっかりしているので、お気に入りの小物を飾っても◎。
収納ボックスはカラーバリエーション豊富で、お部屋のテイストに合わせて選べます。
白や黒で統一してスッキリした印象にしても、思いっきりカラフルにして北欧スタイルを楽しんでも◎。
子供服は、子供目線で棚の高さやラベリングなどを工夫して使いやすいように収納しましょう。服の数は収納スペースの7割を目安に。子供の成長とともに収納場所を見直せばより使いやすくなりますよ!
子どもが成長するにつれ、少しずつ、子ども自身が自分の服を管理するようになります。早いうちから服を管理しやすい環境を整えておくことで、服をきれいに・大切に収納する習慣が身についてくれるでしょう。
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